|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 弦 : [つる, げん] 【名詞】 1. (1) bow string 2. string (of guitar, violin, etc) 3. (2) (gen) (geom) chord (straight line joining two points on a curve) 4. (3) handle ・ 弦楽 : [げんがく] 【名詞】 1. music for strings ・ 弦楽四重奏 : [げんがくしじゅうそう, げんがくよんじゅうそう] (n) string quartet ・ 弦楽四重奏曲 : [げんがくしじゅうそうきょく] (n) string quartet ・ 楽 : [たのし, らく] 1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease ・ 四 : [よん] 1. (num) four ・ 四重 : [しじゅう] (n) fourfold ・ 四重奏 : [しじゅうそう] 【名詞】 1. instrumental quartet ・ 重 : [おも] 1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important ・ 重奏 : [じゅうそう] (n,vs) instrumental ensemble ・ 奏曲 : [そうきょく] (n) (abbr) sonata ・ 曲 : [きょく, くせ] 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity ・ 第 : [だい] (n,pref) ordinal ・ 番 : [ばん] 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
バルトークの弦楽四重奏曲第5番(げんがくしじゅうそうきょくだい5ばん)Sz.102は、1934年に作曲された弦楽四重奏曲である。アメリカのエリザベス・クーリッジ財団の委嘱に応え、同年の8月6日から9月6日のわずか1ヶ月で書き上げられた作品で、クーリッジ夫人に献呈された。 1920年代のバルトークは急進的に無調へ突き進んでゆく作風の作品を書き上げ、弦楽四重奏曲第3番(1927年)、第4番(1928年)はその典型的な作例となっている。しかし1930年に書き上げられた「カンタータ・プロファーナ」では、三和音による終止など伝統的な和声への回帰の傾向が見られるようになり、同年から翌1931年にかけて作曲されたピアノ協奏曲第2番でその傾向は一層顕著になる。これは、バルトークが協奏曲を大衆にアピールする音楽であると考えていたためであるが、より内省的な音楽であると考えていた弦楽四重奏曲においても、三和音の使用は控えられてはいるものの、この傾向と無縁ではあり得なかった。 弦楽四重奏曲第5番は、5つの楽章からなるが、両端の楽章がいずれも変ロのユニゾンで終わるなど中心音が明確となっており、また全音階的進行が支配的である点など、先行する弦楽四重奏曲と著しい変化を示している。また特殊奏法の使用も前作に比べ控えめで、穏健で端正な印象を与える音楽となっている。しかし一方で、弦楽四重奏曲第4番同様、楽章構成はアーチ形式のシンメトリカルな構造(回文構造とも称される)となっており、独自の様式感に、より清澄な音響を盛り込んだ、いわゆる晩年様式を予言する作品とも言われる。 ==作曲年== 1934年8月6日から9月6日 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弦楽四重奏曲第5番 (バルトーク)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|